3. 雑草対策について

ギシギシが増えて困っています…

100-150倍液の散布で地上部を完全に枯らすことができます。ギシギシの花茎が出始めるころ(5~7月)に散布すると、再生を長期間抑えられます。株の基部にも十分かかるように散布しましょう。その後再生が見られるようなら、もう一度散布してください。

チガヤを枯らせますか?

100倍液の散布で地上部を完全に枯らすことができます。茎葉が出揃った時期の散布で再生を長期間抑えられます。

ハルジオンで困っています…

100-200倍液の散布で地上部を完全に枯らすことができます。その後再生が見られるようなら、もう一度散布してください。

スギナを上手に防除する、散布のコツはありますか?

地上茎を育てないことがポイント。繰り返し散布することが大切です。茎までたっぷりかけることも上手な散布方法のひとつです。

バスタはスギナの根までは枯らさないのでしょうか?

スギナは地上茎が地下茎に光合成で得た栄養を送っています。地上茎を枯らして地下茎を弱らせ、増殖を抑えることができます。

スギナも他の雑草も、まとめて退治できますか?

バスタなら、100倍液の散布でしつこいスギナも他の雑草も、一気に退治できるので経済的です。

マルバツユクサを防除するのは、いつがよいですか?

出芽から開花までの時間が短いので、開花前の早い時期の散布が効果的です。5~7月の防除では、土壌処理剤との併用がより効果的です。

マルバツユクサへの上手な散布方法はあるのでしょうか?

土壌中の種子の寿命が長いため、根気よく毎年防除することが大切です。花が咲く前、種子を作る前に防除することがポイントです。

カメムシによる斑点米を防ぐには、いつごろ散布をすればよいですか?

カメムシには効果はありませんが、生息 繁殖場所である畦畔等の雑草を防除する事で斑点米を防ぐことができます。出穂3~4週間前までに散布してください。 
下の表を参照してください。

カメムシによる斑点米を防ぐための散布時期

だいず畑の基本的な防除対策は何ですか?

バスタの散布は、「は種前」「は種後出芽前」「定植5日前まで」と、だいず生育期の「畦間・株間処理」との組み合わせ防除が、省力化と低コストの面からも現実的です。